「アラジンのストーブの修理ってできる??」と問われれば、
「とりあえず持って来て」と応えましょう。
うちは自動車整備工場ですが、できるかどうかは見てから考えるのです。
ということで、やってきましたアラジン3902。20年ほど前のモデルでしょうか??
現行モデルとほとんど同じですが、細部のデザインや形状がちょっと変わっていますね。
とりあえず使えるようにしてほしいとのことなので、外観はさておき早速中を見てみると中は煤だらけ。
しんの外筒には亀裂が入っておりました。
これでは綺麗なブルーフレームにならないですね。
とりあえず痛みの酷いこれらの部品を交換です。
窓部分は直接炎の形成に関係はないですが、煤がこびりついて全く中の様子が見えず火加減の調整ができないためついでに交換です。
アラジンのストーブは簡単に部品が簡単に手に入るので助かります。
早速交換して、
しんクリーナーでしんの形状を整えて、
点火してみると、青い炎になりましたが、部分的に赤い火が・・・。
しんの形状を再度整えたり、底板のクリーニングを再度おこないましたが改善せず。うーむ。
もう一度チェックしていたところ、ギャラリー部分の隙間に小さな蜘蛛の死骸が挟まっておりました。
これをつまようじで除去して再度テストしたところ、
綺麗なブルーフレームができました!
アラジンのストーブはとても繊細に空気の流れを制御しているので、些細な気流の乱れで本来の性能が発揮できないんですねぇ。
ということで、本業とは少し違いますがこんなこともやっていますよという紹介でございました。